4日目、天気はまずまず。

まずは世界最大?の柏の樹木を見に行く。

樹齢2500年とか。木の周りのタルチョがいい雰囲気を出している。
そういえば屋久島の縄文杉は樹齢7、8000年だっただろうか?
日本に帰ったら是非行ってみたい場所だ。
またまたラサまで同じ道を帰る。520km。遠いよな〜
途中、青空市場みたいなところで果物購入。梨ウマイ!
ここでチャリダーと遭遇。

ラサから来た3人組。彼らは昨日通った5000m超の峠をチャリで越えてきている。
高山病を克服した今なら、俺も越えられるかも。

川の水に侵食され、道路が崩壊している。
夜だったら何も見えないし、注意してないと川に突っ込みそう。
中国のローカルの新聞なんかを読むと、
「観光バスが崖から転落して30人死亡」なんて記事をよく見かける。
運転も荒いし、そういうこともあるんだろうなという感じ。
昨日と同じ場所で昼飯。
横には小学校。

ガキんちょども、かわいい。
昨日通った5000m地点へ再び。


昨日とは打って変わって最高の天気。1日で景色が全く変わった。
日差しが強いから雪が解けるのも早いのだろう。
ラサに近くなってきて、見慣れた景色が。今日もめちゃめちゃキレイだ。

この川はヤルツァンポ川。東に流れブラマプトラ川に合流し、最後はガンジス川に合流する。
まだ行ったことのないインドに想いを馳せる。
バスの中では中国人たちが何やら騒がしい。
どうも、明日のスケジュールについてガイドと話し合っている模様。
5日目の予定を変更し、「ナムツォ」に行きたいということらしい。
ツアーの途中で行き先の変更を申し出るなんて、日本じゃないだろうなー。
実は、俺はもともとナムツォには行きたかったのだが、
ナムツォを含むツアーは申し込み時にはもう定員だったので、
今回参加しているナムツォ抜きツアーに参加しているのだ。
ナムツォ湖は標高4700m、途中5000m超の峠も越える。
高度順化を果たし、今なら高山病も怖くない。
ツアー客の大多数が賛成し、5日目の行き先にナムツォが加わった。ラッキー!
ラサに帰り、みんなで円卓を囲み晩メシ。ツアーの参加者ともだいぶ仲良くなってきた。
毎回の食事はごく普通の中華料理。チベット料理じゃなくてよかった。
あのメシを食べるとまた調子を崩してしまいそうだ。
今日はフロにもしっかり入れた。3日目に髪は洗ったが、ちゃんとシャワーを浴びたのは4日ぶり。
入浴後少しのぼせ気味だったので酸素も念のため吸引しておいた。
5日目、今日は北へ向かう。
青海省ゴルムド〜ラサを結ぶ青蔵公路を北上。
このルートは2007年に鉄道が開通予定で、橋脚建設が急ピッチで進められていた。
現在、空路かバスでしか入れないチベット。
鉄道ができればアクセスは非常に楽になり、ますます漢民族化、観光地化が進んでいくだろう。
今のラサでさえチベットらしさを残しているのはポタラ宮とジョカン周辺のみ。後は漢民族の街だ。
彼ら漢民族のおかげでラサ、チベットがこれだけ発展したのは間違いないだろうが、
漢民族のラサ移住者には高給を与えるなど、
独立、高度な自治への動きをさせないようにしようとの急速な漢民族化には複雑な思いだ。
さて、バスの中。
昨日ナムツォ行きをガイドに申し出たツアー客本人がいない。
せっかくナムツォに行けることになったのに、なぜか本人は参加せず。
どこに行ったんだろうか?個人で他の場所に向かった模様。

今日もいい景色だ。
寒いな〜と思っていたら、完全雪景色に。

お金ちょうだい。

途中のダムシュンから青蔵公路を離れ、ダートに。
普通ナムツォへは悪路のため、ランドクルーザーとかで行くものらしいので、
こんな大型観光バスで行けるのか?と思っていると、
バスのドライバーから「もう行けない」とのギブアップ宣言。
だがツアー客は許さない。とりあえず行けるところまで行ってみようとの結論に。

前方から来るランクルに確認、まだこのバスでも行けるらしい。
スリップしてバスの後部が振られる。
チェーンもスタッドレスタイヤもなく、ついにタイヤが空回り。
みんなで降りてバスを後ろから押す。ついに限界だ。方向転換して下界に戻ることに。
だが、こんな細い山道でこのバスが方向転換できるのか?
何回も切り返して何とか方向転換成功!
ドライバーは超ハイテンション。
「もう一回切り返してナムツォに行くぞ!」と訳のわからんことを言ってる。
そして、テンションの高くなったみんなで・・・雪合戦開始!

標高5000mでの雪合戦、さすがに息が切れる。

集合!
結局ナムツォ湖には行けなかったがなかなか楽しかった。
下界へ。とは言っても標高4000m。

いい感じの親子。
帰り道、バスを降り写真を撮りあう。

ジャンプしてみた。

ヤクと山。

民家と山。
温泉へ向かう。ここはもともと5日目のコースに入っていた。
日本人が投資して作った温泉とのこと。

温泉っていうかプール。

またジャンプしてみた。周りのツアー客もやり始めた。
温泉は結構熱く、海パン持って来てないから入るのはやめといた。
横で海パン売ってたけど、のぼせて高山病復活しそうだしね。
足裏マッサージ後、バスで一眠り。

アメリカ人がやってたジャンプをマネしてみた。
すっかり仲良くなったフランス人たちとバスで会話。英語の勉強だ。
交換留学生として北京に年明けぐらいまでいるとのこと。

キレイだ〜

すげ〜
ラサに戻る。お土産物屋に連れて行かれ、マントラとか曼荼羅とかの説明をしてもらう(中国語)
・・・わからん。
土産物屋を出るとバスがいない。後は各自ホテルまで帰れとのこと。
せっかくなんで、タクシーじゃなく人力三輪車に乗っていくことに。
フランス語では「プシュプシュ」というらしい。2台捕まえて4人で夜のラサの街を疾走する。
意外と揺れずに心地いい。涼しい(寒い?)し気持ちいい。
ホテル到着。
明日は13時ホテル集合。それまではフリー。
どこに行こうか考えていると、先ほどプシュプシュに一緒に乗ったフランス人が部屋に来た。
行きたいところが一致して、明日一緒に動くことに。
6日目。行き先はラサ市内のデプン寺。
フランス人の1人デルフィンが体調を崩しているとのこと。
彼女は昨日温泉に入っていたので、それが原因かも。
3人で寺に向かう。
チベット最終日、じっくり味わいながら観光だ。

デプン寺の中。結構広い寺で、ちゃんと見て回れば2時間はかかるとのこと。
1時間程度でさっと見終えて、途中体調の戻ったデルフィンをホテルで拾い、
ジョカンの周りのバルコル近辺へ。チベットの香りが漂う。
チベットのアクセサリーなどを売っている土産物の露店が集まる場所だ。
もう1人のフランス人ヘレンは、国籍はフランスだが見た目は中国人。
6歳まで中国に住んでいたので、中国語を話せる。彼女の値切り方はさすがだった。

バルコル。

ちゃんとマニ車回してます。

ごあいさつ。犬も見てる。
バルコルを離れ、ちょっと細い道へ。チベット人が普通に暮らしているゾーンだ。
すると、「チャーリー!」デルフィンの声だ。・・・俺のニックネームは「チャーリー」になっていた。
名前が外国人には発音しにくいので、何かニックネームをつけてくれと言う話を
昨日バスの中でしていたのだが、
メールアドレスのkatochariから取って「チャーリー」になってしまった!
ホントは趣味のチャリンコからとったchariだったのだが・・・
どーも自分の名前という気がしない。
(北京に戻ってから何度か彼女たちに会ったが、未だになじめず)

メンコやってた。
昼メシを食べる時間もなくなり、「プシュプシュ」でホテルへ。
ヘレンの強気の交渉で料金は5元。俺だったら10元でOKしてたな。結構距離あるし。

しぶるプシュプシュ運転手のおっさんに対して、「5元しか出さない!行くの?行かないの?」
おっさんも迫力に負けたらしい。やっぱ中国人は強い。。。
ん?正確にはヘレンはフランス人だけど。

プシュプシュにてホテルに帰る途中。ポタラ宮の前を通る。みんなマニ車回してます。
ホテルに戻り、バスに乗って土産物屋経由空港へ。名残惜しい。かなり楽しい旅だった。
今まで行った中でもかなり思い出に残る旅だ。

空港へ向かう途中。軍隊?が体操中。こんなところで体操したら気持ちいいだろう。
次回もしチベットに来ることがあれば、今度は是非西チベットに行ってみたい。
標高も高く、より過酷な環境ではあるが、高山病への対処の仕方もなんとなくわかったし、
エベレスト、聖地カイラスなどを見てみたい。
チベット3部作 完