見たり読んだり聴いたりしたものについて、印象を忘れないようにひとこと書いておこう、というのがコンセプトです。
私的備忘録の感ありありですが、よろしかったらコメントなどお寄せください。
(by okmy on '+Diary:s')
Contents
RSS(XML)
「videonews.com」のアーカイブ
2005.01.31 | Posted by | videonews.com

marugeki.jpg[cast] 神保 哲生, 宮台 真司

ギリシャ哲学における「自由」の概念的対立が現代のさまざまな問題にも当てはまるという話はとても興味深かった。

・キュニコス学派(⇒ストア学派):
快楽から身を遠ざけることで自由になる

・キュレネ学派(⇒エピキュロス学派):
快楽から身を遠ざけようと身構えることは逆に快楽に捕らわれることになる
→快楽への参入・離脱の自由こそが真の自由

現代の日本の状況に置き換えると、社会のノイズ的要素を人々から遠ざけよう・見せないようにしようとする方向(「隔離化」)と、人々の社会生活上のリテラシーを上げていこうという方向(「免疫化」)、だと。

上の2つの対立は、結局のところ個人の「強さ」にどれほど信頼をおくのかという話であるような気がする。誰もがキュレネ的な「自由」を実現できるだろうか。快楽におぼれたり社会のさまざまなノイズに振り回されたり、まさにリテラシーの問題。ぜひ社会が「免疫化」の方向で成熟していけばいいと思うし、個人的意気込みとしても常々エピキュリアンになりたいなと思ってはいるけれど・・・。

2005.01.24 | Posted by | videonews.com

marugeki.jpg[cast] 神保 哲生, 宮台 真司
[guest] 東 浩紀

今回のマル激はとてもむずかしかった・・・。

どのような物事を語るときにも自分の立ち位置はどこなのだってことが大事なんだってことを何だかあらためてすごく感じた。理論理屈の先には必ず価値判断が立ちはだかっている。自分で物事を理解するっているのはつまりたぶんそういうことなんだなあと。

監視社会、個人的感情としてはすごく嫌。だけど現実的にはもはや後戻りできないところまできてるんだろうなということがわかった。東氏いわく「Amazonの『おすすめ商品』は監視そのもの」って全くその通り。地域的・商店街的コミュニティの崩壊が背景にあるっていう宮台氏のかねてからの言説も全くその通り。だけど自分はやっぱりジャスコやセブンイレブンで買い物してるし、アマゾンの『おすすめ商品』メールにはとりあえず目を通す→クリッククリック・・・。感情的には嫌だなんてイノセントなことはいっていられない(はぁー・・・)。

社会のアーキテクチュアが「監視ですー」となった場合に個人が抗うことはすごく難しい。人々の不安をあおったり、あるいは利便性の実現という形で現れたりするから、「自分が監視されている」っていう風に感じない場合も多いし(「悪い人は監視しといて」的能天気)。本編中の指摘の通り、監視化は本当に「世の中がよくなる」という目的のために進行してるんだろうか、誰かが得をするためだったりしないんだろうか、って疑う必要確かにあるんだろう。冷静になろう・・・。

2008年07月02日
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
Monthly Archives
Category Archives
art [1]
book [15]
media [2]
movie [9]
music [11]
tech [2]
videonews.com [2]